リハビリテーション対象者においては、痛みの訴えが聞かれることが多いと思います。痛みの評価では、痛みの部位を特定するだけではなく、その性質や特徴を把握することが大切です。今回、痛みやしびれの評価方法についてまとめていきたいと思います。
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目次
痛みのリハビリテーションについてもっと勉強したい方は
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痛みやしびれの評価の意義や目的
痛みの評価を行う目的や意義として、
・痛みの原因を特定することで、適切な介入を行ったり、不快感を改善することにつなげる
・痛みが基本動作やADL、IADLに与える影響を把握し、介入への糸口とする
などが考えられます。
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痛みの評価を行う際の全体的な注意点
痛みの評価を行う際には「痛み」という言葉をあまり使用しないようにすることが大切です。
「痛み」という言葉を使用すると、対象者の方は構えてしまったり、痛みについて意識しすぎてしまったりします。
そのため、「痛み」という言葉の代わりに「不快感」や「◯◯についてお困りですか」などと聞くようにするとよいと思います。
痛みの評価を行う場合、記載時には対象者が答えたことをそのまま記載するようにします。
痛みの評価については以下の記事も参照してください。
痛みの評価ー面接での注意点から評価バッテリーの用い方までー
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痛みの評価項目
痛みの傾向
痛みの傾向では、
痛みが生じ、どのように悪化、軽減、変化したかあるいはしないかを確認します。
痛みの部位
痛みの部位では、
どこに痛みを感じているかを確認し、身体図に記載します。
痛みの感じ方
痛みの表現が書かれているリストの語群の中から、自分の痛みを最もよく表しているものを選び、痛みの部位と関連付けて記載します。
痛みの強さ
10cmの長さに引かれた線分を見せ、左端を「痛みなし」右端を「耐えられない痛み」とした場合に、現在感じている痛みの程度を最もよく表しているところに印をつけてもらいます。
この評価では、誰かと比較するものではなく、その人の経過を見るための評価になります。
痛みの期間
感じている痛みが一時的、断続的、持続的であるかを確認します。
痛みの時間帯
痛みの開始や痛みがひどくなる時間帯(朝、昼、晩、睡眠中)を確認します。
痛みと睡眠の関係性
痛みのために寝付くのが困難か、寝付くのに睡眠薬が必要か、夜間に目が覚めるなどを確認します。
痛みに影響を及ぼす要因
痛みの程度に影響する要因(気象の変化、飲酒、圧迫、運動、安静、固定、作業活動、疲労など)とその影響を確認します。
活動時の痛みと困難さ
指の使用、手の使用、到達動作、押し引き動作、持ち上げ・運搬動作、ねじり動作などの活動時に感じる痛みや困難さの程度を確認します。
障害と活動遂行能力
更衣、食事の用意、整容、家事、コミュニケーション、移動、趣味とレクリエーション等の活動時に、損傷や障害がどのように影響しているかを確認します。
また、方法の変更や休憩、援助の必要性があるかどうかなどについて確認します。
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痛みの解釈
様々な場面での観察を通して、対象者の痛みの訴えが一致している点、矛盾している点について検討を加えます。
また、痛みの原因として考えられる身体的・心理的・社会的な因子、対象者の性格傾向についても把握し、総合的な評価を行い介入の計画を立案していきます。
例えば、「いつでも(安静時、活動時、就寝時)痛い」という訴えがあるとします。
その場合、炎症による痛みである可能性が高いため、リハビリテーションの対象にはならない可能性があります。
このようなケースではまず抗炎症薬の投与など、医療的処置により炎症が軽減できるようにする必要があります。
このような痛みの評価を通じて、対象者自身が「◯◯な場面では痛みをあまり感じていない」などと気づきを得られる可能性もあります。
痛みとリハビリテーションに関する記事は以下も参照してください。
『痛み 評価』の検索結果
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
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日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
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せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
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