解剖、運動、生理学を苦手に感じている方も多いのではないでしょうか。その理由はおそらく暗記科目だと思っているからかもしれません。学生時代の勉強はなかなか頭に入りづらいものです。今回、解剖・運動・生理学を苦手に感じずに学ぶコツについてまとめていきたいと思います。

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解剖・運動・生理学を苦手に感じる理由

解剖、運動、生理学を苦手に感じる理由は何でしょうか?

・暗記科目だと思い込んでいる
・授業を聞いていると眠くなる
・内容が複雑でどこが重要かわからない
・実習や臨床場面でどう活かせばよいかわからない

など、様々な理由があると思います。

実際のところ、教科書に書いてある内容は重要な点を記してくれているので、全部覚えているにこしたことはありません。

しかしながら、人間は記憶容量が大きい人から小さい人まで様々ですから、なかなか全てを覚えることはできません。

臨床場面では、実際の患者さんを担当していく中で、どうしても現象に対しての理由を探っていくときに、解剖・運動・生理学の知識を復習、勉強します。

このような経験を通して、知識とともにある程度のパターンが構築され、解剖・運動・生理学が整理されていきます。

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解剖・運動・生理学を学ぶコツ①一般向けの書籍を使う

正直なところ、学生の間はテストもありますし、テストのための勉強になっているでしょう。

そのため、真に使える知識とはなりません。

先ほども説明しましたが、一番頭に入りやすいのは臨床場面で実際の患者さんを通して課題について考えていくことです。

では、学生さんが解剖・運動・生理学を学ぶためのコツはどのようにすればよいのでしょうか。

それは、一般の方向けに書かれている書籍を参考書にすることです。

一般の書籍の中には、理学療法士や整形外科の方が書かれている書籍があります。

これらは、少なくとも医療従事者以外が書いている書籍よりも圧倒的に信頼度は高いかと思われます。

書籍には、専門書で説明されている難解な用語や説明文が一般の方でも理解しやすいようにわかりやすく説明されているものがほとんどです。

これらの書籍を通じて、解剖・運動・生理学について学んでみるのもよいと思います。

そして、その方が必ず実習に出たときに役立つはずです。

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解剖・運動・生理学を学ぶコツ②自分の興味あるところから学ぶ

誰だって、自分の興味がないことを学ぶのは億劫な気持ちになるでしょうし、眠たくもなるでしょう。

勉強の本質は、自分が興味ある所を自分から探索(調べる)しながら学んでいくところにあります。

人から知識を聞いても、10のうち1〜2割が残ればよいほうだと思います。

さらに、自分が得た知識は人に伝えてこそ自分のものになります。

自分の伝え方によって相手が納得していない場合は、相手はうまく理解できていないことを意味しているでしょう。

そういう意味では、自分から進んで知識を学び、それを人に伝えるというプロセスを踏むことが大切になります。

学会発表というのは、そんな視点からみても大事なのかもしれません。

こんなことを言いながらも、私は学会発表はしたことはなく、ブログ発信が中心です。

 

話が少しそれましたが、自分の興味ある分野は何でしょう。

例えば、サッカーが好きな方では、”日本人選手は外国人選手に比べて一歩目の踏み出しが遅い”というトピックスがあったとします。

これの原因を考えたときに、解剖・運動・生理学的な視点から説明はつくのかな?と疑問に思い調べてみると面白いかもしれません。

日本人の場合、たいてい走り出すときに骨盤は後傾気味に入りますが、外国人選手は骨盤は前傾位を保ったまま走り出します。

骨盤が後傾していると最初の一歩を出すときに、重力をうまく利用できずに随意的に一歩目を踏み出す必要があります。

このようなことが、日本人選手が一歩目の踏み出しが遅い理由かもしれません。

では、骨盤が後傾するにはどんな理由があるのだろう・・・

などというように、理由を探っていくと、学んでいかなければいけないことがかなり出てくると思います。

そして、このように調べた知識は記憶にも残りやすいです。

だって、自分で調べたことですから。

 

他にも、テニス漫画のベイビーステップでは、主人公がサーブの特訓をするためにテニスに必要な筋肉を鍛えることが大切だと書かれていました。

サーブを速くするにはなぜこの筋肉なのかということを調べてみることでも、筋肉の動き方などの知識を少しばかり身につけることができるかもしれません。

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解剖・運動学を学ぶのにオススメの書籍

私が推薦するのは専門書ではありません。

専門書は高いですし、学生さんが手を出すにはもったいないです。

図書館で借りれば良いだけの話です。

 

解剖・運動学を学ぶのに、私自身が参考にしている書籍を紹介します。

 

この書籍は、頸部から肩関節の解剖・生理学について比較的詳しく書かれています。

さらに、頸・肩関節疾患へのリハビリテーションも簡単ではありますが書かれており、臨床をイメージしやすい内容になっています。

 

 

これらの書籍も、同じように股関節・骨盤・膝関節の解剖・運動学についてわかりやすく書かれています。

さらに日常での疑問、例えば、膝や股関節が悪いとなぜ腰が痛くなりやすいのかなどについてもわかりやすく書かれています。

このような書籍は、患者さんへの説明にも利用しやすいので、一度読んでみると面白いと思います。

 

この書籍は、整形外科医が書いている本です。
変形性膝関節症の保存療法について書かれており、膝痛が起こるメカニズムなどもわかりやすく書かれています。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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