上頭頂小葉や下頭頂小葉、その機能や働き、脳画像による部位の同定、損傷による機能障害の出現についてまとめていきたいと思います。
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上頭頂小葉と下頭頂小葉の役割の違い、画像での同定や損傷による症状
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頭頂連合野
頭頂連合野とは、頭頂葉にある一次体性感覚野以外の領域を指します。
その役割として、
中心後回体性感覚野からの体性感覚情報、または後頭葉からの視覚情報などがそれぞれ統合される高次感覚野領域、更に側頭葉からの聴覚情報含め複数の感覚種情報が統合される多感覚領域がある。
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E9%A0%AD%E9%A0%82%E9%80%A3%E5%90%88%E9%87%8E
とあります。
頭頂連合野は、頭頂間溝を境として、上側が「上頭頂小葉」、下側が「下頭頂小葉」となっています。
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上頭頂小葉の役割
上頭頂小葉の中で重要な役割としては、
「Where」の経路があることです。
この経路では、対象物の位置や動き、奥行きなどの空間に関係する情報を認識するための役割があります。
このような情報を認識できることにより、我々は対象物との位置関係を適切にとることが可能になります。
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下頭頂小葉の役割
下頭頂小葉の中で重要で、かつよく耳にする脳部位としては、
「角回」、「縁上回」があります。
下頭頂小葉の役割としては、様々な感覚情報を統合し、行動のための認知情報となります。
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上頭頂小葉と下頭頂小葉の画像での同定
上頭頂小葉と下頭頂小葉は、「頭頂間溝」で分けられています。
「頭頂間溝」は、中心溝は始まりだとすると、中心後溝、頭頂間溝という順番になっています。
図を見てください。
この図は半卵円中心レベルといって、側脳室体部が見えるレベルの前のスライス画像になります。
赤色の線が中心溝です。
中心溝を始まりとして、その後ろの青色が中心後溝になります。
そして、その後ろで「m」の字のごとくある線が、頭頂間溝です。
画像上、青色の線で囲まれた部分が上頭頂小葉です。
また、緑色の線で囲まれてた部分が下頭頂小葉です。
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角回と縁上回の画像での同定
角回と縁上回を画像上で同定するには、
側脳室が「ハ」の字で見えるレベルで確認するのがポイントになります。
前途しましたが、角回と縁上回は、下頭頂小葉に位置しています。
「ハ」の字を延長した線の先に、おおよそ角回と縁上回の境界部があるとされています。
図を確認すると、確かに「ハ」の字を延長した線上に各部位が確認できます。
なお、青色の線で囲まれた部分が角回、
緑色の線で囲まれた部分が縁上回になります。
赤色の線は、「上縦束」と呼ばれているもので、この部分の損傷では、半側空間無視が生じるとされています。
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上頭頂小葉の損傷による症状
上頭頂小葉は、Whereの経路(背側経路)があり、それはさらに背側と腹側の2つの経路に分かれるとされています。
腹背側経路の損傷では、
・運動視症:対象物の動きがわからなくなる。
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下頭頂小葉の損傷による症状
下頭頂小葉の損傷では、
優位半球の下頭頂小葉の損傷:
失算、失書、失読、失行、構成失行などが生じます。
なお、ゲルストマン症候群の責任病巣は角回とされています。
劣位半球の下頭頂小葉の損傷:
半側空間無視が生じます。
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
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日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
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せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
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管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
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