高次脳機能障害について、注意・記憶・半側空間無視などの代表的なものに関しては評価がすぐに思い浮かぶと思いますが、他の失認などについてはあまりピンと来ないと思います。今回、失認の種類と検査方法について、簡単にまとめていきたいと思います。

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これだけは覚えておきたい!失認の種類と検査方法!

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失認についてのおすすめ記事

 

 

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視覚性失認

概要

視覚性失認は、視覚性に提示された物品の認知ができない状態です。
他の感覚(触覚など)を利用すると、物品の認知は可能なことが多くなります。

物品を識別するために必要な視力や視野が保たれているにもかかわらず、
物品を見てそれがなにであるかわからない状態です。
呼称(名前を言う)、口頭や身振りで物品の使用方法を説明することもできません。

検査

視覚性失認の検査では、以下のようなことを行います。

・基本的な視覚機能検査(視力、視野)
・視覚性呼称(物品を見てそれが何であるのかを答える)
・名称から物品の選択(物品名を聞き、それに合う物品を選ぶ)
・物品の使用方法を身振りで表現する
・カテゴリー分類(複数の物品を見て、同じカテゴリーに属するものに分ける)
などがあります。

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相貌失認

概要

相貌失認は、熟知したよく知っている顔を見ても、それが誰かわからない状態です。
見ているのが顔であるということはわかっており、顔を構成する部分(目、鼻など)もわかっています。
また、声を聞くことにより、それが誰かということはわかります。

病前に知っていた有名人や家族や友人の顔を見て名前が言えないだけでなく、職業など、どのような人物なのかがわからなくなります。
顔を見て、それが見覚えのある顔なのかどうかもわかりません。

検査

・熟知した顔の認知はどうか
・知らない顔の認知はどうか
・聴覚や言語を介した人物の認知や知識はどうか
*声や髪型、服装、歩き方、しぐさ、会う場所などを手がかりとして日常生活で代償ができる場合があります。

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地誌的見当識障害

概要

見渡せる範囲を超えて屋内外を移動するときに道に迷う症状です。

ランドマーク(目印)が認知できず、よく知っている建物や風景に関してわからなくなります。
しかし、建物の用途が何であるか、またそれが何のための場所かは認識ができます。
代償方法としては、住所の番地や駅の名前などの言葉による手がかりを用いたり、細かい特徴により道順を見つけ出すなどにより移動できる方もいます。

道順障害では、目印となるランドマークは理解できますが、それをもとにどの方向に進んで良いかがわからない状態です。

新しい環境でのみ地誌的見当識障害が生じるような、前向性見当識障害というものもあります。
この場合、ランドマークや道順の両方が障害されます。

検査

・目的地までの道順を述べてもらう
・よく知っている場所の地図を書いてもらう
・建物、風景を見て、どこかを述べてもらう
・新しい場所における道順や風景の学習能力はどうか

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色彩失認

概要

色彩失認は、色彩感覚そのものの障害ではありません。
色の濃い、薄い、明るい、暗いということは判別できますが、色の名前を答えることができない状態です。
また、言葉により示された色を選ぶことができなくなります。

検査

・色のついたカードを用意し、色を言葉により指示し、選んでもらう

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同時失認

概要

同時失認では、4コマ漫画など系列図の画面の部分部分は理解できるが、全体としてそれが何を表しているのかがわからない状態です。

検査

4コマ漫画を見て、全体的な流れや意味を答えてもらう

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聴覚失認

概要

聴覚失認では、日常物品、乗り物、サイレン、自然現象、動物の鳴き声、楽器のようなよく知っている音を聞いても、しれが何の音であるのかがわからない状態です。
話し言葉の理解や復唱は保たれます。

検査

よく知っている環境音を聞いて、それが何なのかを答えてもらう

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触覚失認

概要

触覚失認は、体性感覚障害がないにもかかわらず、物品を触ってもそれが何なのかがわからない状態です。

検査

物品を触ってもらい、それが何なのかを答えてもらう。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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