CDR(Clinical Dementia Rating)は臨床的な認知症の重症度を評価することを目的としている評価方法です。今回、CDRの概要、使用方法と結果の解釈について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

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CDR(Clinical Dementia Rating)の概要、使用方法と判定方法、結果の解釈

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引用・参考文献

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CDRの概要

CDRは臨床的な認知症の重症度を評価することを目的としています。
この評価方法では、対象者の協力が得られない場合でも、認知症にみられる臨床症状を把握、評価することで重症度の判定が可能になります。

f:id:happyhealth:20170508080133j:plain
出典:高齢者のための知的機能検査の手引き

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CDRの使用方法

対象者本人への面接または対象者の日常生活を把握している家族もしくは介護者からのできる限り詳しい情報をもとに、6項目(記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況及び趣味、介護状況)それぞれについて5段階(健康、認知症の疑い、軽度認知症、中等度認知症、重度認知症)の重症度で評価します。
各項目はできるだけ独立して評価するようにします。
これらの総合から、健康(CDR0)、認知症の疑い(CDR0.5)、軽度認知症(CDR1)、中等度認知症(CDR2)、高度認知症(CDR3)に評定します。

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判定方法と結果の解釈

6つの項目が全て同じ評定レベルの場合、そのレベルでの判定(CDR0〜3)となります。
判定には記憶障害の程度を基準にしており、記憶障害以外の少なくとも3項目が記憶障害と同程度であれば、CDRは記憶障害の程度に相当します。
記憶以外の3項目以上が記憶障害のレベルよりも重症のレベルであれば、3つ以上の項目の障害レベルで示されるCDRとなり、記憶障害以外の3項目以上が記憶障害のレベルよりも軽度であれば、3つ以上の項目の障害レベルで示されるCDRとなります。
記憶以外の3つの項目が記憶障害レベルよりも軽度で、2項目が重度の場合、記憶障害のレベルでCDRを判定します。

記憶の障害レベルが0.5のとき、ほかの少なくとも3つの項目が1かそれ以上であれば(この場合には介護状況の項目は考慮しない)CDRは1となる。記憶障害のレベルが0.5であればCDRが0になることはない。0.5あるいは1のどちらかとなる。記憶障害のレベルが0であり、ほかの2つ以上の項目の障害レベルが1であればCDRは0.5となる。

高齢者のための知的機能検査の手引き P68

下図を参照に判定する方法もあります。

f:id:happyhealth:20170508080313j:plain

出典:高齢者のための知的機能検査の手引き
認知症の疑い(CDR0.5)では、軽度のうつ状態もしくはごく軽度のアルツハイマー型認知症と考えられる例が存在しますが、日常生活に支障をきたすほどではありません。6つの項目の合計得点(0〜18点)を算出することで、数量的な評価も可能となります。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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