半側空間無視のスクリーニング検査を紹介していきます。

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半側空間無視のスクリーニング検査:SIASの視空間認知の項目

SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)とは、脳卒中機能評価法とも呼ばれています。
この項目の中に、視空間認知の項目があり、これは半側空間無視のスクリーニング検査として用いられることがあります。

検査方法と判定基準(カットオフ)

①50cmのテープを対象者の目の前約50cmに提示します。
②テープの中央を非麻痺側の指で示してもらいます。

検査は2回行い、中央からずれているのが最大の値を検査結果とします。

この結果が直接半側空間無視の存在を決定するものではありませんが、判定基準として、
0点:15cm以上
1点:5cm以上
2点:3cm以上
3点:3cm未満
となっています。

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半側空間無視のスクリーニング検査:線分二等分試験

線分二等分試験では、標準高次視知覚検査の図が用いられます。

検査方法と判定基準(カットオフ)

①検査用紙を机上に用意します。
②線の真ん中に印をつけてもらいます。

検査用紙に書かれている線(20cm)の中心から、1cm以上ずれている場合、半側空間無視が存在することが示されます。
この検査では3つの用紙があるので、ずれの値を「最小◯cm〜最大◯cm」というように捉えます。
1cm以下のずれの場合の解釈ですが、対象者の視覚機能や注意機能、日常生活上での様子などを総合的に評価する視点が必要になります。

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半側空間無視のスクリーニング検査:線分抹消試験

線分抹消試験では、標準高次視知覚検査の図が用いられます。

検査方法と判定基準(カットオフ)

①検査用紙を机上に用意します。
②各線分の中央部分に線を書き入れ、全てチェックして行ってもらいます。

明確な判定基準やカットオフは定められていませんが、スタート時にどこから手をつけたか、どのエリアの見落としが多いかなどが分析の視点になります。

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半側空間無視のスクリーニング検査:模写試験

これは、有名な「ダブルデイジー」と呼ばれる、花が2つ描かれている用紙を用います。
なお、この用紙も標準高次視知覚検査の図版が用いられます。

検査方法と判定基準(カットオフ)

①検査用紙を机上に用意します。
②用紙に描かれている図柄と同じように図柄を写してもらいます。

判定基準としては、図柄の左右それぞれの鉢植え、茎、葉、花をチェックし、正しく模写できてるかを評価します。
全て正確に描けていれば0点、一部描けていれば1点、見落としがあれば0点とし、合計点を算出します。

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あくまでスクリーニング検査です

上記の検査はあくまでスクリーニング検査であり、一部の検査はクリアできるが他の検査はクリアできていないなどということが考えられます。

本検査としてはBIT(behavioural inattention test:行動性無視検査)もあります。
BITの中にも上記と似たような検査があり、通常検査はスクリーニング的なものとして考えた方がよいかもしれません。
行動検査も行うことで、より日常生活場面に即した半側空間無視の検査を行うことが可能になります。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

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