ゲルストマン症候群では、特徴的な症状がいくつかみられるのですが、大切なのはやはりそれが日常生活上にどのような困難さを与える可能性があるのかを考えられることです。今回、ゲルストマン症候群で観察される症状と日常生活上の問題点についてまとめていきたいと思います。

ゲルストマン症候群で観察される症状と日常生活上の問題点

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ゲルストマン症候群でみられる四兆候

ゲルストマン症候群では、以下の四兆候が特徴的だとされています。

・手指失認
・左右失認
・失算
・失書

手指失認では、

・自分の指の名前がわからない
・指の名前を言われても指差せない
・これらは左右の手でみられる
・自分だけでなく他者の指においても同様

という特徴があります。

左右失認では、

・右手を上げる、右の肩をさわるなどの指示に応じることができない
・左手で右肩に触るなど複数部位が関与すると困難さが増す

という特徴があります。

失算では、

・暗算、筆算が困難
・数の概念がわからない例がある
・位取りができなくなる例がある

という特徴があります。

失書では、

・錯書(目的の文字とは違う文字になる)がみられる例がある
・構成失書(形が崩れる)が見られる例がある
・失語や失読を合併している例がある

という特徴があります。

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ゲルストマン症候群では純粋な四兆候はみられない?!

ゲルストマン症候群では、純粋に四兆候がみられるわけではない、というよりも4つの症状が全て揃うことは滅多にないとも言われています。

また、他の合併症としての症状もみられるため、症候群としてとらえるのはどうなのかというような議論もあるようです。

合併症があるということは、症状も多彩となるということです。

その分評価をしっかりと行い、どのようなアプローチを行っていくかを考えていく必要があります。

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ゲルストマン症候群の四兆候のメカニズムはイメージの問題にある?!

ゲルストマン症候群の四兆候のメカニズムが、イメージの問題にあるという立場があります。

これはメンタルローテーションと呼ばれるもので、心的イメージの回転が困難になることが問題だとされています。

ところで、メンタルローテーションとは、例えば「右手90度を挙げてください」「左に90度向いてください」「左手を180度挙げてください」という指示をしたとすれば、どのような姿勢になっていますか?

メンタルローテーションの能力があるということは、このような課題にも対応ができます。

頭の中でイメージを操作するということから、イメージ操作が困難になることが、症状に関わっているとともされています。

例えば、計算課題では、「8+3」の場合「3」を「2と1」に分けると、繰り上がりの計算が行いやすくなります。

小学校低学年では、具体的なもの(おはじきなど)を使って「8+2+1」とおはじきを取り出したり分けたりして答えを導きだします。

しかし、我々は頭の中でイメージを操作しながら答えを導きだします。

書字にしても同様に、視覚的なイメージが必要になります。

手指失認や左右失認では、空間内における自己の身体部位の位置関係の判断や身体図式またはボディイメージとの関わりが強いと考えられます。

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ゲルストマン症候群と日常生活上の困難さ

ゲルストマン症候群では、日常生活上以下のような困難さが生じる可能性があります。

・衣服の左右と自分の身体部位が適応できない(左右失認、イメージの内的回転の障害)
・手指失認による巧緻動作の低下
・地図を頼りに目的地にたどり着けない(進行方向が変わったときに地図を回転させるまたは心的に回転させることが困難)
・買い物で値札を見ても値段がわからない、自動販売機で買い物ができない(失算)
・電話をかけられない(失算(数の概念))
・サインすることができない(失書)

などが考えられます。

病棟内や施設内では生活範囲が限られているため、日常生活上の問題点が把握しにくい可能性があります。

そのような場合、外出や外泊などを通じて予測される困難さを本人や家族に伝え、それを確認してきてもらうようにする必要があります。

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「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

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