リハビリテーション場面では、脈拍測定を行うことがあります。これは、脈拍を知ることがリスク管理につながるためです。そのため、我々は脈拍測定によって得られる数値の意味を知っておかなければなりません。今回、脈拍測定の結果の解釈とリスク管理についてまとめていきたいと思います。

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リスク管理について勉強したい場合

 

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脈拍測定とリハビリ中止基準

有名なアンダーソンの改訂基準の中で、「訓練を行わないほうが良い場合」での脈拍に関することとして、
・安静時脈拍120/分以上
・心房細動以外の著しい不整脈
が挙げられます。

また、「途中で訓練を中止する場合」での脈拍に関することとして、
・運動中、脈拍が140/分以上となる
・運動中、1分間10回以上の不整脈が出現
が挙げられます。

さらに、「途中で訓練を休ませて様子をみる場合」の脈拍に関することとして、
・脈拍数が運動前の30%以上増加
・脈拍数が120/分を超える
・1分間10回以下の不整脈の出現
が挙げられます。

上記のように、脈拍に関する項目はかなり多くなっています。

また、「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン」では、「積極的なリハを実施しない基準」での脈拍に関することとして、
・安静時脈拍40/分以下または120/分以上
・心房細動のある方で著しい徐脈または頻脈がある場合
・著しい不整脈がある場合
が挙げられています。

「リハを中止する場合」での脈拍に関することとして、
・脈拍が140/分を超えた場合
・運動により不整脈が増加した場合
・徐脈が出現した場合
が挙げられています。

「いったんリハを中止し回復を待って再開」での脈拍に関することとして、
・脈拍数が運動前の30%を超えた場合。ただし、2分間の安静で10%以下に戻らない時は以後のリハを中止するか、または極めて軽労作のものに切り替える
・脈拍が120/分を超えた場合
・1分間10回以上の期外収縮が出現した場合
が挙げられています。

やはり、脈拍に関する項目は多く、リスク管理としてはかなり重要な因子であることがわかります。
次に、正常の脈拍値についての知識を得ていきます。

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脈拍の正常と異常

脈拍の正常値はどの程度なのでしょうか。

脈拍の正常値としては、成人の場合、
60〜100拍/分とされています。

また乳幼児では、
120拍/分とされています。
年齢が増すにつれて脈拍数は減少していきます。

脈拍数が60拍/分以下になることを「徐脈」といい、
脈拍数が100拍/分以上になることを「頻脈」といいます。
なおこれは成人における考え方です。

脈拍では、その数だけでなくリズムについても把握しておく必要があります。
脈拍のリズムが整っている場合「整脈」と呼びます。
脈拍のリズムが乱れている場合「不整脈」と呼びます。

不整脈として、時々脈拍が乱れる場合には心室性期外収縮の疑いがあります。

心臓の中で規則的に電気を送ってくれる“発電所”(洞結節)とは別の場所から、やや早いタイミングで心臓に電気が流れる現象です。

このうち心房から出てくる期外収縮を心房性期外収縮、心房の下の心室から出てくるものを心室性期外収縮といいます。

期外収縮が連続して出現したときは一時的に血圧が下がり、めまいや動悸がすることもあります。
期外収縮は病気に関連して起こることもありますが、多くは病気とは関係なく、年齢や体質的な理由で出ます。ただ心室性期外収縮の一部は心筋梗塞や心筋症が原因で起きている場合があり、そのため危険な不整脈に移行することがあります。

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph35.html

2、3拍おきに休止する脈拍のリズムを2段脈、3段脈といいます。

脈の2拍に1回または3拍に1回の割合で期外収縮を繰り返す状態。

http://www.jhf.or.jp/senmoni/term/word_n/pulse/

規則性がない脈拍のリズムは「心房細動」の疑いがあります。

正常な心臓のリズムは、安静時に規則的に1分間で60回~100回拍動します。しかし心房細動になると心房の拍動数は1分間で300回以上になり、心臓は速く不規則に拍動します。

心房細動自体は命に関わるような重症な不整脈ではありません。しかし動悸、息切れ、疲れやすいなどの症状が現れ、また脳梗塞の発生率が高くなるため適切な治療が必要です。

http://new.jhrs.or.jp/public/lecture/lecture-2/lecture-2-a-1/

 

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「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

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