認知症の周辺症状(BPSD)の評価にCohen-Mansfield Agitation Inventry(CMAI)があります。今回、CMAIの概要と評価方法、結果の解釈について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

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CMAIの概要と評価方法、結果の解釈

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参考

https://www.neurology-jp.org/guidelinem/degl/sinkei_degl_c_2012_03.pdf

http://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/DST2016.pdf

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CMAIの概要

Cohen-Mansfield Agitation Inventry(CMAI)は、Cohen- Mansfieldらによって開発された、介護者による評価方法です。
CMAIでは、攻撃的行動が11項目、非攻撃的行動が11項目の計22項目から構成されています(国立長寿医療研究センターの認知症・せん妄サポートチームマニュアルの資料では22項目から構成されていました)。
一定期間内の具体的な行動障害の出現頻度を7件法により介護者が評価を行います。
具体的な症状を評価できるため、実施しやすいことが特徴です。
Behave-ADの2つの下位尺度の代替として使用可能だとされています。

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CMAIの評価方法

1点:なし
2点:1週間に1回未満
3点:1週間に1ないし2回
4点:1週間に数回以上
5点:1日に1ないし2回
6点:1日に数回以上
7点:1時間に数回以上

攻撃的行動
つばを吐く
悪態をつく・攻撃的発言
たたく(自分をたたく場合も含む)
ける
人や物につかみかかる
押す
奇声を発する
叫ぶ
噛み付く
ひっかく
ものを引き裂く・壊す

非攻撃的行動
あてもなくウロウロする
不適切な着衣・脱衣
常に不当に注意を引いたり、助けを求める
同じ言葉を繰り返す・ひっきりなしに 質問する
別な場所へ行こうとする
不平不満を言う
反抗的言動
物を不適切に取り扱う
物を隠す
何度も同じ行為を繰り返す
落ち着きのなさ

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CMAIの評価方法の結果の解釈

攻撃的行動の得点合計は11〜77点、非攻撃的行動の合計は11〜77点で、総合では22〜154点の範囲となります。
得点が高い方がBPSDが高頻度で現れていることを意味しています。
CMAIの評価結果は、リハビリテーション介入の効果検証や、対象者のBPSDの経時的な変化を見ていくことに役立ちます。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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