移乗動作における各工程の評価のポイントと、見るべき視点が記載されている評価表を作成しました。
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目次
移乗動作の各工程と評価のポイント
移乗動作の各工程と評価のポイントは以下のようになります。
工程 | 評価のポイント | 実際の反応 |
立ち上がり
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①健側での支持性 | |
②患側の操作と補助能力 | ||
③体幹の十分な屈曲 | ||
④臀部の持ち上げ方向とタイミング及び程度 | ||
静的立位保持
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①健側での立位を保持する機能 | |
②患側の症状に適した安全・確実な範囲での補助的支持の程度(全支持までを含む) | ||
動的立位保持
|
①健側で立位を保持する機能 | |
②患側の症状に適した安全・確実な範囲での補助的支持の程度(全支持までを含む) | ||
回旋運動 | ①動作に伴い骨盤が患側方向へ回旋することによって体全体が傾斜していかないか | |
高次脳機能障害 | ① 空間認知と身体認知障害の各動作における具体的な程度 | |
|
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② 病態認知障害で安全な動作の実施を阻害している様子 | ||
③注意集中持続低下に伴う動作学習の不足と動作への注意不良 | ||
④訓練場面と病棟での危険行為の現れ方 | ||
車椅子の位置 | ①車椅子をつける位置 ②ブレーキ操作 ③フットレスト操作 |
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移乗動作の工程別の必要な機能
この工程では、脳卒中片麻痺の方を中心に考えています。
工程 | 必要な機能 | 備考、自助具など |
非麻痺側上肢で車椅子のブレーキを止める
|
肩関節:外転、内転、伸展 肘関節:屈曲 前腕:回内 手指:屈曲 |
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動作に必要なリーチ範囲 | ||
関節運動に必要な筋力 | ||
握力 | ||
左右認知 | ||
操作方法の把握 | ||
手順の把握 | ||
フットプレートを上げる
① 非麻痺側上肢を用いる場合
②非麻痺側下肢を用いる |
動的座位バランス | |
左右認知 | ||
操作方法の把握 | ||
手順の把握 | ||
肩関節:屈曲、内転 肘関節:屈曲、伸展 手関節:掌屈 手指:屈曲 体幹:前屈、回旋 |
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足元へのリーチ | ||
関節運動に必要な筋力 | ||
握力 | ||
股関節:屈曲、内旋、外旋 膝関節:屈曲 |
||
関節運動に必要な筋力 |
非麻痺側の上肢で前方の手すりを把持する
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肩関節:屈曲 肘関節:伸展 前腕:回内 手関節:背屈、尺屈 手指:屈曲 体幹:前屈 股関節:屈曲 |
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関節運動に必要な筋力 | ||
握力 | ||
動的座位バランス | ||
非麻痺側の下肢を引く
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膝関節:屈曲 足関節:背屈 |
|
関節運動に必要な筋力 | ||
どの程度下肢を引けば立ち上がれるかの把握 | ||
足を引く必要性の理解 | ||
重心を前方に移す | 肩関節:外転 肘関節:屈曲 手関節:背屈 体幹:前屈 |
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関節運動に必要な筋力 | ||
座位バランス | ||
臀部を浮かせ、立ち上がる | 肩関節:外転→内転、伸展 肘関節:屈曲→伸展 股関節:屈曲→伸展 膝関節:伸展 足関節:底屈 体幹:伸展 |
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関節運動に必要な筋力 | ||
握力 | ||
立位バランス |
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評価表を用いるメリット
評価表を用いるメリットは、評価の視点を確認しながら評価を行えることです。
また、評価のし忘れをなくすことができるかもしれません。
まずは、評価表にある評価のポイントを頭に入れておき、観察を通じて動作を覚えるようにします。
このときに評価表を見ながら行っていると、表をみている間に大事なポイントを見失ってしまう恐れがあります。
そのため、記載は動作終了後に行い、そこから動作分析における問題点を出していくことが理想的でしょう。
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。
せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。
とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!
ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。
各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。
管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。
行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。
転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。
管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)
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