入浴動作は自立が難しい動作でもありますが、対象者の能力を最大限発揮できる環境設定により自立度を高めることも可能です。そのためには、対象者は何ができて何ができないかということを評価することがポイントになります。今回、入浴動作の評価における視点(心身機能、動作観察、福祉用具の使用)についてまとめていきたいと思います。

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リスク管理は行えるのか

入浴動作を考える上で一番大切なことはリスク管理です。

浴室の床は水に濡れて滑りやすくなっており、慎重で安全性に配慮した動作が必要になります。

リスクを管理できるかどうかということは、自己効力感の高さや楽観的な考えにも影響されることがあります。

自己効力感が高すぎたり、楽観的すぎたりすると、対象者はリスクを軽視しがちになります。

すると、入浴動作で慎重に行って欲しい動作で大胆な動作を見せたりすることがあります。

注意障害があり、動作が性急になりやすい方においても、リスク管理能力としては不十分になってしまいます。

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移動

浴室までの移動や浴室内での移動です。

浴室までの動線において障害物や段差がないか、また移動動作の安定性を確認していきます。

移動には独歩で可能か、車椅子が必要か、シャワーキャリーが必要か、杖歩行なら可能か、手すりをつけて把持しながらであれば可能かなどを検討していきます。

浴室内で注意したいことは、歩行時に下肢を引きずりながら歩くことで排水溝などに引っ掛けて転倒にいたることもあるので、その辺りの注意力や歩行能力の評価も必要になります。

また、普段は下肢装具をつけている方では、入浴時は外す必要があるかもしれません。

下肢装具なしではどのような歩行状態になるのかもチェックしておく必要があります。

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更衣動作とオムツの外すタイミング

オムツを外すタイミングについては尿失禁や便失禁などの衛生管理上、浴室に入ってからなのか、お風呂用の椅子に座ってから行う方が良い可能性があります。

更衣動作ではリスク管理上、座位で行う方がよいといえます。

努力性と手間という観点からは、1枚ずつではなくまとめて脱いでしまう方がよいかもしれません。

これは、バランス能力を要す場面を減らすということも期待できます。

更衣動作は、

・立位で行う
・立位と座位で行う
・座位で行う

また、

・ベッド上で行う
・脱衣所で行う

などの動作方法と場所の設定も考慮していきます。

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浴室内での座位保持

浴室内での座位保持は、洗体、洗髪の際に必要です。

椅子の高さは立ち上がり動作にも関係します。

背もたれやアームレストの有無により座位姿勢の安定度も変わることがあります。

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洗体動作

体洗動作には、座位バランスや股関節の関節可動域が必要になります。

下肢や臀部を洗うには、体幹の回旋や上肢のリーチと、バランスを崩さないための患側の立ち直りが必要になります。

能力的に不十分な場合、長柄のブラシや片麻痺の方ではループ付きタオルを用いることが考えられます。

背中を洗う際には両手動作になります。

例えば片麻痺の方では、筋緊張以上や連合反応などによりタオルの把持が困難になることがあります

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浴槽のまたぎ動作

浴槽のまたぎ動作は、一般的に立位よりも座位で行う方が安全に行えるとされています。

しかし、座位でまたぎ動作を行うには股関節の大きな可動域が確保されていることが条件になります。

また、その際の座位バランスも必要になります。

座位で行う場合には、バスボードや浴槽の縁に腰掛けての動作、回転式のボードなどもあることから、どれが必要なのかを検討していく必要があります。

手すりを把持しながら立位でまたぎ動作を行った方が実用的な場合もあります。

介助者が座位より立位の方が介助を行いやすい場合もあります。

そのため、能力が高い方においては、座位立位の両方で評価を行い、安全性や実用性、効率性の観点からどれが適当かを検討していくことが大切です。

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浴槽内立ち上がり動作

浴槽内での立ち上がりは、手すりを用いることで安定します。

このとき、手すりを引っ張り過ぎてしまうと、両下肢が前方に移動して(滑って)しまうことがあります。

そのため、立ち上がりの際は体幹の前傾とともに肘関節を伸展位で手すりを把持し、斜め上方に立ち上がることができているかを確認します。

リハビリ職で転職、副業をお考えの方にオススメの転職サイト

転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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