痛覚検査は臨床であまり馴染みがないかもしれません。しかし、痛覚を感じることができるということは、リスク管理を行う上では非常に大切なことになります。今回、温痛覚検査の目的や方法、伝導路や神経解剖学的なことについてまとめていきたいと思います。

温痛覚検査の目的や方法、伝導路や神経解剖学的なこと!

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温痛覚について

体性感覚は表在感覚と深部感覚に分かれますが、温痛覚(+触覚、圧覚)は表在感覚に分類されます。

温痛覚はリスク管理にとって絶対に必要な感覚です。
例えば、温度覚が脱失していればお風呂に入る時にお湯が熱過ぎたら火傷をしてしまいますし、痛覚が脱失していれば手を何かにぶつけた時に気づかずに処置が遅れてしまうかもしれません。

このように、温痛覚の検査をすることには非常に意義があります。

温痛覚に機能低下があれば、対象者にはリスク管理についての教育・指導を行う必要があります。
何かがあってからでは遅いので、まずは検査を行い、状態に応じたアプローチが必要になります。

触覚に関しては以下の記事も参照してください。
触覚検査の目的や方法、伝導路や神経解剖学的なこと!

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温痛覚の伝導路

温痛覚の伝導路は、外側脊髄視床路になります。
温度覚と痛覚は同じ伝導路を通っています。

温痛覚は、刺激を受けた感覚受容器から、脊髄で交叉し、反対側の側索を通って大脳まで情報が伝達されます。
具体的には、
1次ニューロン:
自由神経終末→脊髄後根→後角
2次ニューロン:
反対側へ交叉→延髄→橋(脊髄毛帯)→中脳→視床
3次ニューロン:
大脳皮質(体性感覚野)
というような流れになります。

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痛みを感じるメカニズム

痛覚を起こす刺激を侵害刺激と呼び、痛覚に関連する感覚受容器を侵害受容器と呼びます。
侵害受容器は皮膚、皮下組織、筋肉、関節、骨膜、血管周囲に分布する自由神経終末だと言われています。
侵害受容器の繊維には複数の種類があります。Aδ繊維(グループⅢ)は有髄で直径1〜5μm、伝導速度4〜30m/s、C繊維(グループⅣ)は無髄で直径0.3〜1.5μm、伝導速度0.4〜2m/sなどがあります。
Aδ繊維は、強い圧迫などの機械的な侵害刺激に応じる繊維で、機械的侵害受容繊維と呼ばれています。
C繊維は機械的のみならず化学的や熱による侵害刺激に応じ、多様式侵害受容繊維と呼ばれています。
機械的侵害受容繊維は強い機械的刺激に反応しますが、皮膚が傷ついている場合や長時間加温された場合は46℃以上の熱刺激にも反応することもあります。

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温度を感じるメカニズム

温度覚は温覚と冷覚に分かれます。四肢体幹の温・冷受容器はAδ繊維とC繊維の自由神経終末によって伝えられます。
皮膚の上には温点(温覚のみを引き起こす)や冷点(冷覚のみを引き起こす)と呼ばれる直径1㎜以下の小領域があります。
一般的には温点よりも冷点の方が分布密度が高く、そのため温度覚の障害では温覚が冷覚よりも先に、広範囲で障害されます。

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温痛覚検査の目的

・リスク管理のため
・2次的な障害の可能性の有無を予測するため

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痛覚検査の方法

検査肢位:背臥位
必要物品:針、記録用紙
①非麻痺側(健側)にてデモンストレーションを行います。
②触れたら「はい」と答えて(手を挙げて)もらいます。
③触れた箇所を指差してもらいます。
④左右との比較を行います(非麻痺側を10とした時に麻痺側はどの程度か)

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痛覚検査の注意点

・検査実施前に、自分で痛みの加え具合を確認しておく必要があります。
・開眼にてデモンストレーションを行い、理解しているか確認後、閉眼にて行います。
・暗示や誘導を行わないように注意します。
・ときどき刺激を加えないなど、本当に知覚できているかを確認するようにします。
・脱失や重度鈍磨の対象者の場合、針での刺激でなくつまむなど方法を変えて行ってみます。また、段階付けとして開眼状態で痛み刺激を感じることが可能かも評価します。
・対象者の発言(刺激の感じ方)を具体的に記載するようにします。
・温度覚に関しては、痛覚と同じ経路を通るので、痛覚検査で代用することがほとんどだと思います。

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